00_舞台美術アカデミアとは

舞台美術とセノグラフィーの観点から「演劇、芸能、パフォーマンス」を研究する団体。

ヨーロッパでは舞台美術の事をセノグラフィー(scenography)と言います。
舞台美術よりもより広義的で「シーンを視覚的に創造する」と言う意味を持ちます。

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<立ち上げの経緯>
舞台美術の歴史を知りたいと思った時、いくら探してもそれらに関する文献を見つけることができませんでした。演劇や劇場の歴史ではなく舞台美術から見た歴史を知るにはどうしたら良いだろうと思案の日々が続きました。

そんな時、アメリカで「Making the Scene: A History of Stage Design~(2010年出版)」と言う本が出版された事を知りました。

日本語に訳すと『シーンを創る、舞台美術の歴史』といった感じでしょうか?

まさに我々が求めていた内容でした。
しかし、全て英語の為中身を読み解く事に大変な労力がいる事に気が付きました。
そこで同じ思いを持つ仲間で勉強会を立ち上げ『舞台美術アカデミア』と名付け
定期的にこの本を読み解く事になりました。

それが2013年の事です。

亀の歩みの如くとてもゆっくりとしたペースで勉強会は今も続いています。

最近は新たに『日本劇場史の研究』と言う本も加え、世界と日本の両輪から舞台美術の歴史を研究しております。

発起人:鈴木健介 (2020/0417)




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